#7 振り子のステップ
胴体の台形の動きを走りに応用するには、「振り子の動き」を身につけるとスムーズです。胴体を振ることで、脚は自ずと胴体の動きに連動します。自らの意思で動かす必要はありません。胴体を振れば、脚は勝手についてきます。
この動きに慣れたら、そのまま前に進んでいきます。足で地面を蹴る必要はないし、ヒザをわざわざ高く上げる必要もありません。ただ胴体を振りながら、胸を前に出し、少しだけ上体を前に倒せば進めます。
脚の力みが抜けたら、少しずつヒザを曲げることで、かなり走る動きに近づきます。
ただし、この状態だと脚は横に振れているので、胴体の動きはそのまま、ヒザを少しだけ前に出しましょう。そうすれば、今までにはなかった、胴体を活用する走りが体現できます
P122◉振り子のステップ〜膝は上げるのではなく「上がる」〜
(『走りの常識を変える!フォームをリセットする! ゼロベースランニング』第4章より)
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#3 | 走りをゼロから考え直す |
#4 | 胴体の動きは四肢の動きに先行する |
#5 | 「バネ」のメカニズムを発動せよ |
#6 | カカトを押しつける |
#7 | 振り子のステップ |
#8 | 腕は振るのではなく振られる |
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発行元:実業之日本社 判型:四六判、192ページ 定価:本体1300円+税 ISBN: 978-4-408-45615-7 発売日: 2016年12月2日 |
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