GORE-TEXフットウェア=雨でも足を濡らさず汗の水蒸気を逃がし、足をドライで快適に保つ
黒いGORE-TEXプロダクトのロゴがついたGORE-TEXフットウェアは「防水透湿性」を備えており雨の水を通さず汗の水蒸気は外へ逃がします。
GORE-TEXフットウェアが靴の中をドライな状態に保てる秘密は、その素材と構造にあります。GORE-TEXフットウェアには、水を通さず、汗の水蒸気を逃がす機能を持つ素材GORE-TEXファブリクスが、足を包みこむように靴の中に搭載されています。そのため、激しく雨が降る日でも靴の内部に水を浸入させず、汗の水蒸気が靴の中に残りにくいため、足はいつでもドライで快適です。
靴の内部に搭載されているGORE-TEXファブリクスは、その内部にGORETEXメンブレンという薄い膜を備えています。GORE-TEXメンブレンには微細な孔(あな)が無数に備わっており、孔のサイズが水滴の2万分の1、水蒸気の分子の700倍の大きさのため、激しく雨が降る日のランニングでも足を濡らすことがなく、また、汗の水蒸気が靴の中に残りにくいため、激しく汗をかいても靴の中はいつでもドライで快適です。
足をいつでもドライで快適な状態に保つGORE-TEXフットウェア
製品の機能性を保証するための品質基準テスト
ゴア社は素材メーカーでありながら、パートナーブランドに生地を提供するだけでなく、最終製品としての防水透湿機能を保証します。防水透湿性を確かなものにするため、すべてのGORE-TEXフットウェアは、徹底した品質基準に基づいて製造されています。GORE-TEXファブリクス以外の細かな パーツについても基準が設けられており、さらに実際の着用を想定したいくつものテストが義務付けられています。このように多種多様な関門をクリアしたものだけがGORE-TEX フットウェアとして製品化されるのです。
品質基準テストの一例
GORE-TEXフットウェアを長く愛用するための秘訣
GORE-TEXファブリクスは、高い耐久性を持つため、一般的な使用であればその防水性や透湿性は長く維持することができます。ただし、ソールやアッパーなど、靴そのものの劣化やコンディション次第ではその性能が最大限に発揮されない場合があります。GORE-TEXフットウェアをいつまでも快適に履くためには、メンテナンスが大切です。日頃からきれいに保つことで、製品の寿命も伸ばすことができます。
GORE-TEXフットウェア アッパーのお手入れ
基本的にアッパーのメンテナンスは一般の靴と同じお手入れで大丈夫です。メーカーの推奨するお手入れ方法に従ってください。
(例)
・レザーの靴:ブラシで汚れをおとし、必要に応じてクリームなどを使用
・布製の靴:スポンジを使ってぬるま湯で洗い、自然乾燥
内部を洗う際はGORE-TEX ファブリクスを傷つける恐れのあるタワシなどの使用は避け、スポンジを使ってぬるま湯でやさしく洗ってください。
靴に入り込んだ小石や砂利にも注意
GORE-TEXフットウェアに内蔵されているGORE-TEXファブリクスに穴が開いてしまっては、防水耐久性が損なわれます。靴に入った小石や砂利など、鋭利なものは内側からGORE-TEX ファブリクスを傷つける可能性があるため、靴を脱いだ後は中敷を取り外してしっかりと振り落としてください。
GORE-TEX フットウェアの保管方法
高温多湿な場所を避けることが保管時のポイントです。湿気がこもりやすいため購入時の箱に入れたままの保管は避けましょう。風通しの良い 靴棚など、なるべく湿気の少ない場所での保管がおすすめです。
注目ブランドの2020SS GORE-TEX フットウェア
HOKA ONE ONE
SPEEDGOAT GTX
¥22,000+税
雨の山道でも雪の積もった道路でも足をドライにキープ。柔軟性のある前足部のアッパーと3Dプリントのオーバーレイが中足部をしっかりとサポートします。
Salomon
SPEEDCROSS 5 GTX
¥19,800+税
ホトム部分が縫い付けられていないフローティングタンを採用することで快適な履き心地を実現しシューズ全体の外観とフィーリングに一体感を与えています。
■GORE-TEX参考URL
https://www.gore-tex.jp/