【GOLDEN TRAIL SERIES】2024年のカレンダーを発表｡4月に神戸で日本初開催

アジアでの2つの新しいレース、ポーランドでの初レース、そして米国での初のレースを含む、「GOLDEN TRAIL SERIES 2024」カレンダーには、エキサイティングな新要素が満載です。

日本と中国、アジア初開催
2024年のカレンダーに新たに追加される大きな要素の中には、初めてアジアの2つのレース、日本と中国が追加されます。
「アジアの競技者の数は増加しており、アジアでのトレイルランニングの人気はますます高まっています。2024年のカレンダーにアジアの2つの日程を統合することにした理由です。旅行の費用対効果を確実にするために、これらの2つのレースは米国旅行と同様に2週間にわたってグループ化されています。つまり、2つのイベントに参加できることになります」とグレゴリー・ヴォレット氏は説明します。
日本の神戸トレイルは2023年4月20日と21日に2024年シーズンを開幕し、選手たちはその後月27日と28日に開催されるシーズン第2レースのために四川省へ向かうことになリります。

ポーランドとヨーロッパ
再び大陸間の移動を制限する意図で、2024年の「GOLDEN TRAIL SERIES」カレンダーにはポーランドでのレース、タトラスカイマラソンが含まれ、アスリートが米国やアジアへの旅行と同様にヨーロッパ旅行に参加できるようになります。
「このレースはシエール・ジナルの1週間後に開催されます」
とグレッグ・ヴォレットは説明すします。
「この追加レースのおかげで、ヨーロッパ人、アジア人、アメリカ人を問わず、各選手は大陸間の飛行機に1回乗るだけで決勝進出が可能になります」

伝説的なレース
「GOLDEN TRAIL SERIES」は2024年のカレンダーに4つの新しいレース（アジアで2つ、ポーランドで1つ、米国で新しいレース）を追加しますが、もちろん、このシリーズには伝説的なレースも存続しています。シーズン3回目のレース、1か月後にシャモニーで開催される「マラソン・デュ・モンブラン」が続きます。長年の実績を誇るシエール・ジナルはシーズン5戦目となり、ポーランドでの「タトラ・スカイマラソン」とともにヨーロッパ遠征に組み込まれます。

グランドファイナルへ
プログラムには通常の8つのレースがあり、アスリートは決勝の前に最高の4つの結果が総合ランキングに組み込まれるようになります（昨シーズンは 3 つでした）。これら8レースの後、男女上位30名のアスリートが「ワールドグランドファイナル」（開催地は後日発表）に招待されます。
「2024シーズンはアジアのレースが加わったためにレース数を増やしました」
とグレゴリー・ヴォレットは説明します。
「そのため、年間のレベルが下がりすぎないようにするために、総合ランキングにカウントされるレースの数を増やす必要がありました。しかし、これらの旅行を導入することで、すべてのアスリートにわずか2レースの機会を与えることになりました」
これで、選手のほとんどは決勝進出を目指して、連続する2つのレースに出場できることになります」

スタンダードシーズンが終了しても、上位30位以外にランクされたアスリートは、今年と同様に単独でグランドファイナルに参加し、追加ポイントを獲得してエリートカテゴリー（最終上位30位）に到達して出場資格を得ることができます。

GOLDEN TRAIL SERIES 2024 プログラム

■4月20日：神戸トレイル – 女子レース – 21km/1,615m V+ – 神戸、日本。
■4月月21日：神戸トレイル – 男子レース – 21km/1,615m V+ – 神戸、日本。

■4月27日：フォーガールズマウンテントレイル – 21km/1,423 m V+ – 中国四川省。

■5月26日：ゼガマ-アイズコリ – 42km/2,736 m V+ – ゼガマ、スペイン。

■6月30日：マラソン・デュ・モンブラン – 42km/2,540 m V+ – フランス、シャモニー。

■8月10日：シエール・ジナル – 31km/2,200 m V+ – スイス、シエール。

■8月17日：タトラスカイマラソン – 28km/1,770m V+ – ポーランド、コシチェリスコ。

■9月14日：ヘッドランズ – 女子レース – 28km/1,304 m V+ – 米国マリン郡。

■9月15日：ヘッドランズ – 男子レース – 28km/1,304 m V+ – 米国マリン郡。

■9月22日：マンモストレイルフェスト – 26 km/1,250 m V+ – 米国マンモスレイク。

■10月17日〜20日：グランドファイナル。レースの詳細は後日正式発表