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第4回 ランニングシューズQ&A |
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何足かあったほうがいいのでしょうか?
複数のシューズを履くということは、走り方やコンディションによってシューズを変えるということ以外に、シューズを長持ちさせるという意味もあります。シューズを休ませることによって、汗などの湿気を乾燥させたり、クッション性能の回復を図ることができるからです。
トレイルをメインにしている方は、できればトレイル用に2足欲しいですね。1足はオールラウンドで長い距離でも安心できるしっかりしたシューズ。もう一足はぬかるんだトレイルなどでしっかりグリップするタイプといったような使い分けができれば理想的です。
シューズの方がいいのでしょう?
ただし、レース用のシューズを決めつけすぎないのも時には大切になります。自分のコンディションが良くないのなら、軽量のレース用シューズで走るよりも、普段のトレーニングで使用しているしっかりしたシューズの方が良い結果になることもありますから、自分の身体と相談して臨機応変に考えてください。
買い替えの目安はどんな点でしょうか?
■アウトソールの磨り減り
アウトソールがすり減って、ミッドソールが見えたら交換時期。できればそれより少し前には新しいシューズに交換した方がいいでしょう。ソールが片減りした状態で走っているとフォームも狂ってきてしまうので注意が必要です。
■クッション性の低下
シューズのクッションは徐々に、確実に落ちていきます。これは、目に見えて判るものではないし、少しずつの変化なので感覚的にも判らないと思います。少しへたってきたかなと思ったら、新品のシューズと履き比べてみるといいでしょう。違いが大きかったなら、そろそろ新しいシューズを検討しましょう。
■アッパーの伸び
意外と知られていませんが、シューズのアッパーはかなり伸びます。それでも、シューレースを締め込んで足にきれいにフィットすればいいのですが、走っている最中に違和感おぼえたり、足が動いて擦れてしまうようなら、買い替えのサインです。
■経年劣化
全く使用していないシューズでも、経年劣化しますので、3~4年で使用できない状態になるものもあります。
どんな意味ですか?
解説/安藤正直 深い商品知識を持ち、ブルックスブランドの魅力をお伝えするストーリーテラースタッフ。中でも日本人ではじめてブルックス本社より認定された伝道師中の伝道師。 |
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第1回 ランニングシューズの選び方 |
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第2回 プロネーションて何? |
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第3回 シューズのメンテナンス法 |
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第5回 ランニングシューズとトレイルランニングシューズの違い |
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