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【技術連載】ゼロベースランニング #3 走りをゼロから考え直す
2016年12月13日

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#3 走りをゼロから考え直す

a60a3564◆腕は大きく振ればいい?
走る時には脚だけでなく、腕も動くわけですが、ランナーは、ここでも大きな誤解をしています。腕を大きく振った方が推進力が生まれるという間違った常識です。
そんなランナーは決まって「レース後半に肩が凝る」と訴えます。肩をマッサージしてほぐせば一時的にスッキリはしますが、その肩が凝る原因は何も解決されていないので、治療院を出る頃には、すでに肩が凝り始めます。
一時的なスッキリ感だけがお望みであれば、それでもいいのですが、さすがにそれで納得される方はほとんどいないでしょう。できることなら、もう肩凝りとはお別れしたい。
そうであれば、あなたの常識を一度ゼロベースから見つめ直してみる必要があります。

◆ケイデンスは脚だけで回転させるわけではな
ケイデンスとは「脚の回転数」のことです。一般的には180rpm(歩/分)くらいがちょうどいいといわれています。つまり、1分間に180歩、1秒間に3歩です。このケイデンスは脚だけで回転させると思っていませんか?
脚だけを回転させると歩幅が狭く、チョコチョコ走るような感じになってしまいます。
ここでは、「脚」という概念をもう一度ゼロベースから考え直す必要があります。常識でいう「脚」は恐らく、股関節からつま先の末端のことではないでしょうか? 確かにその認識は、解剖学上は正解ですが、人間が走るという行為の中で考えれば、解剖学上の理解よりも、もっと広い範囲を「脚」ということができます。脚は「動かす」のではありません。脚は「動く」のです。実は、脚はメッセンジャーとしての役割を担っているのです。

◆レース後半に脚が攣ってしまう原因
どんなにしっかり給水しても、どんなに攣り防止のサプリメントを補給しても、レース後半に脚が攣ってしまう原因は、いったいどこにあるのでしょうか?
それはいたってシンプル。ようは、筋肉を無駄使いしていたのです。筋肉の収縮や弛緩は神経がコントロールしていますが、筋肉を必要以上に使いすぎてしまうことで、収縮と弛緩をコントロールしているセンサーが誤作動を起こし、神経のコントロールに不具合が生じるようになります。これが筋痙攣です。

◆ゼロベースでランニングを再考する
ランニングの知識は、今や雑誌やインターネット上に溢れているので、いろいろな知識を身につけることができます。しかし、こう思ったことはないでしょうか?
「情報が多すぎて、何が正しいのかわからない」
これらの情報を、あなたはどうやってふるいにかけますか? 物事には必ず二面性があります。ある情報は、あなたには正しいかもしれませんが、ほかの方には正しくないかもしれません。だから様々な情報が氾濫するわけですが、全員に共通することがあることを忘れてはいけません。
それは、みんな人間であるということ。この事実こそが、氾濫する情報をふるいにかける方法です。
僕は本書で、ランニングを一度ゼロベースで再考していただくきっかけをつくりたいと考えました。ゼロベース、つまりあなたの「素=自然」のランニングとはどういうものなのか。
これからランニングを始める方も、フルマラソンで2時間30分を切るような方も、みんな同じ人間です。だとすれば、基礎の築き方や磨き方は誰にでも共通しています。それが、本書で提唱したい「ゼロベースランニング」のメソッドです。
せっかく走るなら、気持ちよく、スピードに乗って、笑顔でゴールする。こうありたいですよね? 本書は、便利になってしまった現代を生きる僕たちが忘れてしまいがちな、人間が本来持つ機能や動きに再度気づいていただくための指南書です。
人間として「素=自然」なランニングを身につけるきっかけになり、そして最高のパフォーマンスを発揮する足がかりになれば、こんなにうれしいことはありません。

(『走りの常識を変える!フォームをリセットする! ゼロベースランニング』はじめにより)

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#1  たどり着いたのはナチュラルランニング
 #2   人間本来の走り方
 #3   走りをゼロから考え直す
 #4   胴体の動きは四肢の動きに先行する
#5   「バネ」のメカニズムを発動せよ
#6   カカトを押しつける
 #7   振り子のステップ
#8   腕は振るのではなく振られる
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   ■関連記事
   【REPORT】走りの本質が見えた! 高岡尚司のナチュラルランニングワークショップ
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   ■ワークショップ情報はこちら

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走りの常識を変える!フォームをリセットする! ゼロベースランニング
発行元:実業之日本社
判型:四六判、192ページ
定価:本体1300円+税
ISBN: 978-4-408-45615-7
発売日: 2016年12月2日
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トレーニングの動画はこちら


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■著者 高岡尚司:1978年生まれ。福岡県大牟田高校から帝京大学へ進学。関東学生陸上競技対抗選手権大会 などで活躍。ケガを経験し選手の道をあきらめ、トレーナー、鍼灸・あん摩マッサージ指圧師として活動していく中で行き着いたのが「ゼロベースランニング」。裸足感覚のシューズをつくれないかという想いから足袋メーカー・きねや足袋と「MUTEKI」を共同開発。2014年からベアフット(裸足)感覚を追求した「ALTRA」シューズのアンバサダーに就任。現在は、自身が提唱する「ゼロベースランニング」の普及と、オリンピックで活躍するランナーを育てるプロジェクトに参画し、コーチとしても活動している。2012湘南国際マラソン 2時間45分39秒(裸足フルマラソン日本最高)。http://www.takaokashoji.com/


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