ランニング仕様として唯一
GORE-TEX Activeを許されたジャケット
アシックスが2013年から展開をはじめた「ASICS FujiTrail Collection(アシックス フジトレイルコレクション)」。アパレルは、ゴアテックスのシェルからアクセサリーまで本格的なトレイルランニング用のアイテムをフルラインナップしています。
まず目に付いたのが「FT GORE-TEX Active Jacket(FTゴアテックスアクティブジャケット)」。アシックスというと、どうしてもロードランニングのイメージが先に出てしまいますが、このジャケットはトレイルランニング仕様として開発され、ランニングブランドとして唯一GORE-TEX Activeの3レイヤーシェルを採用。高い防水性を発揮しながらも透湿性と25og/Lサイズという軽量化を両立しています。写真では判りにくいですが通常のGORE-TEX採用の生地に比べると同じ3レイヤーでもかなり薄く感じられ、バリバリ感も気になるほどではありません。着心地は防水効果のないウインドシェルに近い印象。湿気の抜けもいいので適応範囲はかなり広いでしょう。ファスナーは2箇所のみ、ドローコードも使わずあらかじめゴムをインサートして軽量化をしています。レインウェアほどの完全防備ではありませんが、トレイルランニング用としては必要にして十分ではないでしょうか。ウルトラライトジャケットではも心もとない環境でも、安心できる装備です。
(左より)縫い目には全てシームテープが張ってあり、水滴から防御
フードはドローコードは使用せず、ゴムを内蔵して伸縮性を出している
ベンチレーションにはファスナーはなくフラップがつく
付属のバッグに収納すればコンパクトに持ち運び可能
その「FT Racing Short」は一見、リップストップナイロンのように見えますが、極細糸を用いた二重織物構造で、内側にできた凹凸が肌との間にミクロの隙間を作った優れもの。汗の抜けもよく、伸縮性も強度もあるのでトレイルでのハードな使用にも耐えられます。ランニング用としては珍しく両サイド、さらに右後にはファスナー付のポケットがあります。
足元の「ランニング着圧サポーターポーター」はいわゆる段階着圧のサポーターです。着圧は足首とふくらはぎが24hpa、膝下が13hpa。心臓に近い方が着圧が弱くなっています。フィーリングとしてはそれほどきつくはなく、ほどよい感じ。履くのにも時間がかかりません。先端は土踏まずの辺りまであり、つま先はないので薄めのソックスと重ね履きするのがよいでしょう。5本指ソックス愛好家には嬉しい仕様です。
FT GORE-TEX® Active Jacket
■品番/XXR303
■価格/¥39,900(税込)
■カラー/45:ブルー、90:ブラック
■サイズ/S・M・L・O(JASPO範囲表示)
■素材/GORE-TEX® Active Shell 3レイヤー/ナイロン100%
FT Racing Short
■品番/XX418H
■価格/¥8,190(税込)
■カラー/9004:ブラック×イエロー、9045:ブラック×ブルー
■サイズ/S・M・L・O(JASPO範囲表示)
■素材/身頃:PERTEX® EQUILIBRIUM/ナイロン100% 切替・股下・ウエスト裏:DBトレイルメッシュ/ポリエステル100%
ランニング着圧サポーター
■品番/XTS138
■売価格/¥3,360(税込)
■カラー/90:ブラック
■サイズ/S・M・L(JASPO範囲表示)
■素材/ポリエステル・ポリウレタン・ナイロン
その他仕様 Sサイズ:足首の周囲(18-22cm) ふくらはぎの周囲(28-36cm)
Mサイズ:足首の周囲(20-24cm) ふくらはぎの周囲(32-40cm) Lサイズ:足首の周囲(22-26cm) ふくらはぎの周囲(36-44cm)
■品番/XX347H
■価格/¥5,775(税込)
■カラー/04:イエロー、45:ブルー、91:スティール
■サイズ/S・M・L・O(JASPO範囲表示)
■素材/DBトレイルメッシュ/ポリエステル100%
■asics LOVE RUNNING http://www.asics.co.jp/running/