■履く前の印象は…
つま先側の蛍光イエローが印象的。かかと側の黒は精悍な感じ。ここまでビビットなイエローはなかなかない。この蛍光イエローがトレイルで映えること間違いなし。
アッパーの目の粗いメッシュは通気性が良さそう。触ってみると堅めでかなりしっかりしているので、耐久性に期待が持てる。
アウトソールのラグの深さはそれほどでもないが、縦方向のグリップが良さそうなラグのパターン。裏から見ると、障害物から足を守ってくれるプレートが見える。ミッドソールは薄くて、いかにも速さを求めるランナー向けという感じ。
■まずは試し履き…
いつも履いている25.5cmをチョイス。長さは他のトレイルランニングシューズと比べてあまり差がないように感じる。脚幅はつま先から中足部、かかとと全体的にホールド感が強い。カーブで左右に負荷がかかったときや、急な下りでのつま先側の負荷などには、このくらいのホールド感がちょうどいいのでは。また、シュータンにシューレースポケットが付いており、結んだ紐を格納可能。トレイルでシューレースの緩みや、木の枝などに引っかかることを気にせず走れて便利。
■早速トレイルへ
JR武蔵五日市駅をスタートして、日の出山、御岳山、大岳山の折り返し31kを走ってみた。序盤の1.5kは緩やかな登りのロード。普段ロードを走るときにはミッドソールの厚いランニングシューズを履いているので、このシューズではロードでかなり足に負荷を感じるかと思っていたが、着地の衝撃はかなり少ない。しっかりと足を守りつつ、蹴り出しのパワーが無駄なく伝わっている感じ。
トレイルに入ると、路面状態は前日までの雨でかなり滑りやすくなっていたが、登りはグリップが強くシューズも軽いので心地よく足を運べた。シューズが軽いとこんなにも登りが楽になるのかと実感。
下りでは、ミッドソールが薄い分、小石や岩などの突き上げは感じられるが、足裏が痛むほどではない。路面をダイレクトに感じつつ足裏へのダメージは最低限抑えてくれている絶妙なバランス。下りで攻めてもシューズが軽くてタイトなので、細かい足さばきがしやすく、木の根などで多少滑っても完全に転ぶこともなかった。
約6時間、結んだ紐はシューレースポケットに格納していたためか、一度も紐が緩むこともなく、快適に走ることができた。これから中距離のレースや練習でガツガツ走るときに使いたいシュ
Report/飯田健一郎 |
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