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【ヤマレコ】新機能「らくルート」。手動でも自動でもルートを簡単に引け、時間も自動計算

低山、日本百名山、アルパイン(バリエーション)など、あらゆるジャンルに対応する登山計画機能
株式会社ヤマレコは、登山計画のルートを簡単に自由に描ける新機能「らくルート」をリリースしました。
らくルートでは地図上に出てくる白い丸をクリックするだけで、予定のルートを作ることができ、コースタイムを自動で計算します。ルートがないバリエーション登山の計画をたてる時には手動モードに切り替えると、地図上に自由に線を引くことができるので、簡単に登山計画をたてることができるようになります。

らくルート画面

【らくルートとは】
らくルートとは、登山のプランを簡単に作成できるヤマレコの新機能です。
ヤマレコの新規計画書作成から利用することができます。
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/step1_rakuroute.php

 

地図上に出てくる白い丸をクリックしていくだけで、予定のルートを作ることができます。また画面右にある行動予定に歩く速さや休憩時間を入力すれば、コースタイムが自動で計算されます。これにより無理のない計画を事前に立てることができ、無謀な行程の登山を防ぐことができます。また長野県警察と協力し作成した、山岳遭難マップにある山岳遭難の発生場所も表示し、計画時に危険箇所も確認できます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000012267.html

赤い×をタップすると過去にあった遭難の事例を確認できる

らくルートについて

【計画書の重要性について
登山の遭難対策として、登山計画書の作成が推奨されています。また長野県や山梨県をはじめとした一部の山域では登山届の提出が義務付けられています。
【長野県】https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/smartphone/tozankeikakusho.html
【山梨県】https://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/tozan_sangakujouhou.html

登山計画では予定ルートを決めて、危険箇所、時間配分、休憩場所などを確認し下山予定を決めます。また、計画どおりに行動できなかった場合の予備のルート(エスケープルート)を決めたり、万が一の場合に引き返すタイムリミットなどを設定し下山遅れに備えます。その他、登山計画の作成ではルート以外にも装備リスト、山岳保険、緊急連絡先などを記入します。これらの全てが記入された登山計画書を家族に渡すことや、各都道府県警に登山届として提出することは、万が一遭難した際の、迅速な救助活動につながります。

【らくルートでの計画書作成のメリット】
例:同じ予定ルートで歩くスピードが異なる場合

歩くスピードを少し早い0.8にした場合
歩くスピードを普通の1にした場合
歩くスピードをややゆっくりの1.2にした場合

例えば上のように同じルートを歩いた場合に、歩くスピードが少しゆっくりだと、合計の行動時間が3時間以上多く必要になることが「らくルート」を使えばわかります。
このルートに日帰りで行こうと考えた場合、早出(5時前に歩き出し)して通常より少し早いスピードを維持して歩かなくては日没まで(休憩も含めた上で16時くらい)に下山できないことになります。
このことを把握した上で、体力に自信がないがこの山に登りたい場合は、泊まりの行程として予定を立て直したり、ルートを変更する必要があるということが事前の計画の段階でわかるようになります。

また、これまで登山道がないバリエーションルートではルートを引くことが困難でした。
「らくルート」では手動入力モードを活用することで、地図上の任意の場所をクリックして自由にルートを作成することができます。

手動入力モード アイコンが鉛筆マークになりルートがない部分にも線が引ける

らくルートの自動入力モードのルート(紫の線)はヤマレコの社員が手入力で作成し、日本百名山などメジャーなルートはほとんど追加されています。まだ登録がない山についても順次追加していきます。
追加リクエストはツイッターで受け付けています。
https://twitter.com/YamarecoR

【らくルートのみんなの足跡について】
らくルートの特徴としてヤマレコ独自の「みんなの足跡」(地図写真オレンジの点のこと)を表示する機能があります。

みんなの足跡(オレンジの点の集合体)が道のように連なって見える

みんなの足跡はヤマレコユーザーが登録したGPSログの点の集合体です。このみんなの足跡は登山道だけでは分からない、実際に歩かれた場所を示す目印となっており、計画作成でも登山中でも登山者の助けとして活用されます。

らくルートで「みんなの足跡」は通常夏道を表示していますが、有料会員であるプレミアムプランユーザーは雪山やクライミングの足跡に切り替えることができるようになります。雪山やクライミングルートの足跡に切り替えることで、独自ルートや道が引かれていないバリエーションの計画の目安として役立てることができます。

夏道
雪山
クライミングなど

■ヤマレコ https://yamareco.co.jp/
【らくルートの使い方】
https://www.yamareco.com/guide/guide_web/rakuroute/
【らくルートを使って新規計画書作成画面】(要ログイン)
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/step1_rakuroute.php

 

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