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【Review】Salomon「SPEEDCROSS 6(スピードクロス 6)」

初代のDNAを引き継ぎながら、最新性能にリファインしたハイグリップモデル

 

 

Salomon(サロモン)のトレイルランニングシューズの原点の一つとも言える「SPEEDCROSS(スピードクロス)」。2006年にファーストモデルをリリースして以来、5回目のアップデートを施した「SPEEDCROSS 6」がデビューしました。マッディなコンディションを得意とするハイグリップモデルが、どのように進化したのかを見ていきます。

 

 

「SPEEDCROSS」はファーストモデルのDNAを引き継ぐ形で進化してきました。歴代のアップデートはすべて違うデザイナーが手掛けたにも関わらず、一目で「SPEEDCROSS」と判るルックに仕上がっているのは、機能とデザインが高次元で融合されているからと言えるでしょう。

まずは再設計されたアッパーから見ていきます。ベースとなるのは頑丈なリップストップ素材ですが、それが露出している面積は少ないです。トウからミッドフットまでのボトム付近はミッドソールまでラップされた補強が施されています。サイドはSalomon独自のセンシフィットによって、足を包み込むようにサポート。

 

写真では分かりにくいのですが、前作と大きく異なるのはつま先から甲の部分全体にしなやかなカバーがつけられている点です。前作ではシューレースの下にメッシュのカバーがつけられていましたが、ニューモデルはそこからフォアフット全体までカバーされた大胆な作りとなっています。

タンは歴代の「SPEEDCROSS」と同程度の厚めのパッドがしっかり入っています。一方、履き口のカラーのパッドは薄くなってダイレクト感が増しています。

 

ソールのスタックハイトはフォアフット22mm、ヒール32mm。ドロップは高めの10mmで、前作よりも全体に3mm低くなっています。ミドルソールのコンパウンドはエナジーセル™+。クッション性と耐久性に加えて、優れたエネルギーリターンを提供します。

アウトソールはSalomonが独自開発した密着性が高いマッドコンタグリップ。柔らかい路面で最大のグリップ力を発揮します。前作で大幅に変更されたラグ形状にも、さらに改良が加えられました。伝統的なシェブロン(山型)ラグにプラスしてセンター部分にY字のラグを新たに配置。これにより多方向へのグリップ力が高まり、泥の付着も軽減されます。

 

足を入れた印象はニュートラルなフィット感で、これまでと変わらぬ快適さでした。トウボックスも広く足先の自由度は高く保たれています。前作に比べて23gの軽量化を実現し300gを切っているので軽快感もあります。

スタックハイトが低くなっていますが、ドロップは変わらないので、バランスは前作と同様。履き比べてみないと高さの違いには気づかないと思います。実際に走ってみても、クッション性が落ちているという実感はなく、しっかりした衝撃吸収と、バランスの良いエネルギーリターンを感じられました。

グリップに関しては、柔らかい路面ではしっかりとラグが食い込んでくれる半面、乾いた路面では過剰なグリップが抑えられています。このため、バージョン4以前より幅広い状況で快適に走ることができます。

「SPEEDCROSS 6」は、フィット感の向上、軽量化、そして、オールラウンド性を高めたハイグリップシューズです。マッディコンディション時の頼りになる一足として、または、トレイルに不慣れな方、下りが苦手な方、初心者の方などにも安心感を与えてくれるシューズとしてもお勧めです。

 

SPEEDCROSS 6
(スピードクロス 6)
・価格:¥17,600(税込)
・展開
Men’s(25.0-28.5cm・298g / 27cm)
Women’s(22.0-25.0cm・262g / 24cm)
・スタックハイト:32mm / 22mm
・ドロップ:10mm
・カラー:Men’s 5色 / Women’s 3色
※ワイドタイプの「SPEEDCROSS 6 WIDE」、防水仕様の「SPEEDCROSS 6 GORE-TEX」もあります。

 

■Salomon https://www.salomon.com/ja-jp
■Salomon日本公式情報サイト http://timetoplay.salomon.jp/

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